堺市堺区の歯医者 ゆうき歯科・矯正歯科クリニックのブログ

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医院ブログ

矯正治療のめまぐるしい進化

こんにちは 🙂 

今回は最近進歩が目立つ矯正治療のデジタル化のお話をさせて頂きます。

コロナ禍に入り何故か矯正治療のご希望が増えているため治療計画の作成に毎日追われています。マスク着用で目立たないからでしょうか?

それはさておき最近の矯正治療の治療計画の立て方について少しご説明させて頂きます。

矯正装置の種類によって変わりますが、成人矯正でよく用いるのは口腔内スキャナーと呼ばれる装置です。

お口の中をスキャナーを用いて立体画像を作り、画面上で歯型の模型を作成します

これにより従来の柔らかい材料を用いる型取りより快適で精度もよくなりました。

次に立体画像の模型を元に治療の最終ゴールの計画を立てます。

上の写真は以前の方法ですが、実際の模型を作り手で少しずつ動かしながら行うアナログの方法です。

あくまで大まかな治療計画のためですが、模型に引く線なども手書きのため精度は良くない方法でした。

こちらが現在の治療計画の立て方のパソコン画面です。

マウスを用いて歯を自由に動かすことができる上に、具体的に移動距離が下の表に反映されますので精度も高く作業効率も格段に上がりました

このステージで治療計画を立てる歯科医師も少しずつ増えてきておりますが、さらに今後この立体データが進化していきます

具体的にはこの映像の模型ではあくまで歯ぐきから見えている歯の状態しかわかりません

つまり歯の根の状態がわからないのです。歯の根の曲がり具合や長さは治療計画には実はとても大切です。

なぜなら矯正治療で歯を動かすには限度があるからです。

上の図のように歯の移動はあくまで骨がある範囲でしか行えません。骨がないところまで歯を移動させると歯ぐきが下がるなどの問題が起きてくるからです。

今まではそれを数値化して移動距離を決める手段がなかったため経験のみが頼りでした。

そこで以前からインプラント治療などで用いられている3次元レントゲン(CT)のデータと重ね合わせることで歯の根の状態を把握しながら歯の移動方向、距離を決めることが可能となってきました

まだ完全なソフトは現状ないのですが、当院では口腔内スキャナーとCT両方を設置しているためそれに近い形で診断しております

この段階はまだ一般的には普及していないですが、おそらく3年後にはスタンダードとなるでしょう。

今後さらに進歩していく分野ですが、当院もそれに遅れをとらず最新の治療を堺市で提供できるようにアップデートしていきます 🙂 

 

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