今年に入って日本に大きな影響を及ぼしている新型コロナウイルスですが、流行に伴い少しずつ情報もわかってきました。
新型コロナウイルスは高感染力ですが致死率は実は低いです。
インフルエンザや癌の致死率の方が随分高いです。
今はできるだけ感染しない方がいいのはもちろんですが、今回は感染率も高いので感染した場合のことも考えて事前に対応しておく必要もあります。
その対応とはすでにご存知かと思いますが免疫力をあげることです。
つまり規則正しい生活をして、バランスのいい食事をとって、適度に運動することです。
ただし運動は免疫力は上がりますが、しすぎると一時的に抵抗力が下がるので今は急に過度な運動を始めることは控えましょう。
免疫力に関しては簡単に情報も得ることができますのでインターネットや書籍などで調べてください。
現在新型コロナウイルスが猛威を振るっていますが、周期的にこういったウイルスの流行は過去に起こっているので、おそらく数年後にまた同じようなウイルスの流行は起こるでしょう。
ですので免疫力は意識してあげておく必要が常にあります。
新型コロナウイルス流行の根本的な解決は大多数の人間が集団免疫を獲得することですが、治療薬やワクチンが開発されるまではできるだけ(高齢者は特に)感染しない方がいいというのが今の見解です。
今回は感染しないようにする対応策を飛沫感染という観点から少しご説明させて頂きます。
ウイルスにはインフルエンザウイルスやB型肝炎ウイルスなど様々な種類がありますが、感染経路はそれぞれ違います。
新型コロナウイルス(COVID-19)は空気感染と飛沫感染です。
違いはともかく重要なのはウイルスが感染する場所は目と鼻と口のみです。
ウイルスがついた場所を手で触れたり、誰かと肌が触れただけで感染するものでは決してありません。
それぞれの感染経路を断つ意識を持てば感染しないです。
それぞれに対する対応策をご説明させて頂きます。
○目
新型コロナウイルスは目の「結膜」から感染します。
目に関しては他人の咳などからの直接飛沫が到達する可能性と自らのウイルスのついた手で触れることによる接触感染の可能性があります。
口や鼻に対してはどなたも警戒されますが、目に関しては注意が薄いです。マスクに関しては異常なほど着用率が高いですが、目はむき出しです。
もちろん目にマスクをすることはできないですが、だてメガネなどを着用することで感染率はさらに大きく下がります。
コンタクトレンズはどうしても目が乾燥しやすく手などで目を触りやすいため、コンタクトレンズを着用することに執拗にこだわっていないのであればこの時期はメガネに変えるといいでしょう。
○鼻
鼻に関してまず注意してほしいのはマスクを鼻までしっかり覆うということです。
値段の高いマスクほど通気性が悪いのでいいマスクをしているにもかかわらず結果鼻だけ出ている方を少なからず見受けられますが、まずしっかり鼻は覆いましょう。
また、鼻の内部はウイルスや細菌が体内に入りにくくなるようなフィルターとしての役割があります。
風邪をひくと鼻水が出るのは風邪ウイルスを粘液でキャッチして排除するためですね。
ですので鼻の中は綺麗にしすぎると本来の役割を全うできません。
つまり鼻毛を切りすぎないようにしましょう。清潔を追い求めて鼻毛を全て抜いてしまう方がいらっしゃいますが、ウイルスがダイレクトに体内に入る可能性が高まるので鼻毛は鼻の外に出るものだけ切るくらいにしましょう。
また以前ご説明させて頂いた鼻うがいもすごく効果的ですのでこの時期は特におすすめです。
○口
口に関してはまず一番は口を開けないことです。
つまり口で呼吸しないようにしましょう。
以前より歯並びなどへの影響から鼻呼吸の必要性をお伝えさせて頂いておりますが、口は鼻とは違い鼻毛などのフィルターがないので直接粘膜にウイルスが付着しやすいです。
まずは鼻呼吸です。
また、口の中を清潔にしましょう。
日本歯科医学連合会によりますと、お口の中の不潔の状態になっていると歯周病菌が繁殖します。
歯周病菌はタンパク分解酵素というものを出し、これがウイルスの粘膜への侵入を助けるとのことです。
またお口の中の中が不潔になると腸内細菌のバランスが崩れ、免疫力が落ちます。
ですので日頃の歯ブラシと専門的クリニーニングはいつも以上に大切になります。
そして目と同じように口に手を持っていかないように注意しましょう。
直接飛沫を防ぐ方法としては以上です。注意することろも多いですが、もう少し頑張りましょう!
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