こんにちは 🙂
今回は老化の種類についてご説明させていただきます。
題名を見て何を書いているの?と思った方もいらっしゃるかと思います。
また1つくらい言葉をご存知の方もいらっしゃるかと思います。
「サルコペニア」「フレイル」「ロコモティブシンドローム(ロコモ)」は全て老化に伴う変化を指す言葉です。
超高齢化を迎え老化で起こる悪い変化を定義する言葉が増えてきました。今回は普段よく使われる3つの言葉について少し解説します。
○フレイル
「フレイル」は「虚弱」と以前訳されていました。
フレイルには身体的フレイル、精神的フレイル、社会的フレイルの3種類があります。
フレイルの診断基準としては歩行速度や握力、人との交流頻度など様々な項目がありますが、基本的に病気ではないです。前兆です。
つまり以下のように健康と介護状態の狭間です。
○ロコモティブシンドローム(ロコモ)
ロコモティブシンドローム(ロコモ)は2007 年日本整形外科学会の提唱によると
「運動器の障害によって、介護・ 介助が必要な状態になっていたり、そうなるリスクが 高くなっていたりする状態をいう。運動器の機能低下 が原因で、日常生活を営むのに困難をきたすような歩 行機能の低下、あるいはその危険があること」
つまり身体的フレイルと同じ意味です。
上記の図のように身体的な問題によって介護になる一歩手前の状態です。
○サルコペニア
「サルコペニア」は厚生労働省の定義によりますと
「高齢になるに伴い、筋肉の量が減少していく現象」とのことです。
つまり骨や神経は関係なく筋肉だけを指します。
サルコペニアかどうかは以下のフローチャートに照らし合わせて診断します。
フレイルやロコモと比較して範囲が狭い分診断しやすいですね。
筋肉は意識して使わないとどんどん衰えてしまうので運動を定期的に行っていないと徐々に動く範囲や速度が悪くなります。
しかし筋肉は鍛えると元に戻る、さらに今より成長するので積極的にトレーニングを行うことで老後の生活の質は大きく変わります。
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