こんにちは 🙂
今回は子供によく起こる事故(傷害)についてお話しさせていただきます。
当院によくお子様が歯をぶつけて来られたというご連絡が入ります。
4歳までのお子様は怖いという感覚を一度体験しないとわからないことが多く、高いところから落ちたり様々な失敗をします。
多少の失敗はお子様の成長にとって必要だと思いますが、その失敗が大きな事故に繋がる場合が稀にあります。
お子様は本当に目を離すことができずママさんは本当に大変ですね 🙁
今回はお子様に起こりやすい事故についてまとめました 😉
ママさんパパさんが注意するポイントを少しでも絞り楽になることができれば幸いです。
①窒息・誤飲(ごいん)関係
新生児では枕や柔らかい布団に顔が埋もれてしまう事故があります。布団は固めのものを選択し、赤ちゃんは必ず仰向けに寝かせます。
またヒモやビニール袋はどが首や顔にからまり窒息する場合があるので赤ちゃんの側には何も置かないようにしましょう。
1歳未満のお子様で多いのは誤飲です。タバコ・防虫剤・化粧品などが多いです。赤ちゃんの手の届かないところ(床から1メートル以上)に置きましょう。
またお菓子にも要注意です。丸呑みしてしまいそうなもの(あめ・弾力のあるゼリーなど)は与えないようにしましょう。おもちゃの大きさも飲み込みそうな大きさのもの(ビー玉、小さなブロックなど)ではまだ遊ばないようにしましょう。
②やけど
新生児の時期は自分でやけどすることはないですが、親が熱いものを誤ってかけてしまうことがよくあります。またお風呂の温度にも赤ちゃんは敏感なので温度調節には注意しましょう。
1歳未満のお子様に起こる事故として、ストーブ、アイロン、炊飯器の蒸気などがあります。直接手を触れないように注意してあげましょう。また手を直接触れなくてもテーブルクロスを引っ張って熱いものを体にかぶるといった事故もよくあります。テーブルクロスにも注意しましょう。
台所はやはり危険なので面倒ですが、柵をすることをお勧めします。
もう少し成長した時に起こりやすいやけどのタイミングは花火、ライターです。花火が熱いものだということはしっかり伝えておきましょう。
③転落・ケガ
新生児はまず抱いている時に落とさないこと。これも少なからずあります。
またソファなどで一時的に寝かしたりしていると赤ちゃんが動いて転落してしまう場合がありますので本当に注意が必要です。
またハイハイや少し歩くことができるようになると気をつけないといけないポイントは階段、玄関です。柵をできればしておいた方が安全です。またドアに指を挟むことにも注意が必要です。
そしてさらに動けるようになった時に気をつけていただきたいのはベランダや窓からの転落です。
落ちることが怖いということは赤ちゃんは全くわからないのでためらいなく落ちてしまいます。重大な事故に繋がりますので踏み台になるような家具などは近くにおかないようにしておきましょう。
また歯ブラシをくわえたまま走りまわることがありますが、これは大変危険です。そのまま転倒し上顎に突き刺さった例があります。お箸や歯ブラシをくわえて歩くお子様は注意しましよう。
④おぼれる
乳児は10センチの深さの水でおぼれます。絶対に手を離さないようにしましょう。
ハイハイができるようになると浴室に一人で入り込み湯船に残っていたわずかな水でおぼれる事故の報告があります。プールも同様ですが、水は全て取り除いておきましょう。
歩くことができるようになった後は川や海で遊んでいる時におぼれる事故が起きてきます。遊ばせる場合はライフジャケットをつけましょう。大人もできればつけましょう。
⑤交通事故
生後すぐからチャイルドシートは必ず必要です。法律で義務付けられていますのでご存知かとは思いますが、チャイルドシートをつけずに車に乗せることは大変危険です。
お子様だけ死亡するケースが多いので一時的にママさんが抱っこするなどもせず必ずチャイルドシートに乗せてから車を発進させましょう。
歩くことができるようになると道路への飛び出し事故が増えます。
お子様は車は止まるものだと認識してますので必ず目を話さないようにしましょう。また自転車に乗せるときはヘルメットを着用しましょう。特に最近は電動自転車が多く、重い自転車が増えているので事故の際も大きな事故に繋がりやすいです。お子様はヘルメットを嫌がる子が多いですが、必ず着用することをお勧めします。
気をつけるポイントが多く、全てを網羅することはむずかしかもしれないですね。。しかし、起こりやすい事故を知って置くだけでも事前に起こる確率は下がりますので心の片隅にとどめておきましょう 🙂
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