こんにちは 🙂 

前回老化の種類について簡単にご説明させていただきました。

今回はお口に焦点を当ててご説明させていただきます。

口の衰えは英語でオーラル(口の)フレイル(衰え)といいます。

最近はフレイルの中でもオーラルフレイルが特に注目されます。

なぜならフレイルにも順番があるからです。

前回お話ししたようにフレイル(虚弱)は体の筋力の問題だけではなく、物忘れ(認知機能)や社会との交流が薄まることなども含まれます。

順番としては

オーラルフレイル(口の衰え。噛みにくい、飲み込みにくいなど。)

認知機能の衰え

社会との交流が少なくなる

身体的、精神的虚弱

という流れが多いからです。

フレイルの兆候が見えてくる最初がお口の機能低下であることが多く、そこを見逃さないように本人、周りの方、医療機関が注意することで介護状態を予防できる可能性が高まります

こちらは日本歯科医師会から配布されているオーラルフレイルチェック表になります。

健康な方でも調子が悪ければ一時的に上のような症状は出ますが、慢性的にずっと続くようであればフレイルを疑わなければいけないですね。

 

ではオーラルフレイルはどのように予防していくのでしょうか?

予防法をいくつか紹介します。

 

口や舌を使う

例えばカラオケやお口を使う楽器の演奏、他人とのおしゃべりなどが挙げられます。

日頃の習慣としてお口を使う動きを取り入れましょう。

また飲み込む力の改善が必要な場合もあります。参考までに嚥下(飲み込み)の体操を紹介します。

 

 

噛みごたえのある食品を献立に入れる

例えばタコ、たくあん、イカ、玄米などです。

お口の筋肉を使うために効果的な食品です。

また、そもそも噛める状態でない方(歯がない、入れ歯が合わないなど)は噛める状態に戻すことが先になります。

インプラント治療や入れ歯で噛める環境に戻しましょう。

 

 

バランスの良い食事をとる

これはどの年代の方にも言えることですが、もちろん大切です。特に高齢の方は噛みにくいこともあり砂糖類や穀物、菓子類を多く摂る傾向があります。野菜や肉類、種実類などを意識して摂りましょう。

食事のバランスガイドがわかりやすいので参考にしてください。

 

歯と歯ぐきのケアをきちんと行う

こんなデータがあります。

・歯の本数が多いほど、寿命が長い
・歯の本数が多いほど、また入れ歯やインプラントで噛める状態にするほど認知症発症が少ない
・歯を失って噛める状態に戻していないとバランスが悪く、転倒リスクが高まる

このように歯を残す、または失っても噛める状態に戻すことはフレイル予防には必須になります。

 

かかりつけ歯科医を持つ

お口の衰えはご自身では気づきにくい場合も多々あります。入れ歯の不具合を気づかず使用していたり、本来の噛み方からずれた噛み合わせでお食事をしている場合も頻繁にあります。

特に入れ歯は擦り減ります。

噛みにくさやお口の不具合は急には現れません。じわじわ現れてくるので本人は気づきにくいのです。

定期的に医療機関でチェックを受け、健康状態から大きく逸脱しないように専門的な目で見てもらいましょう。

 

以上がオーラルフレイルの予防法になります。

虚弱の入り口をしっかり予防して健康寿命を延ばし、老後をしっかり楽めるように今から準備していきましょう 🙂 

 

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